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この日はノンベェ&喰いしんぼメンバーで中華杉本さんへ。
もう数回お伺いしているのですが未だ最寄り駅からの道を覚えられず^^; まぁ、地下鉄姪浜駅or橋本駅前にとまっているタクシーならば 「中華杉本さん、お願いします」といえば皆さんご存知なので安心です。 駅からタクシーで10分ちょっとの、閑静な住宅街にあるごく普通のおうちで 特に看板が出ているわけでもありません。 いつもどおり門扉を開けて閉めて、玄関口のインターフォンをピンポ~ン♪ 何だかお友達のおうちを訪ねているみたいな寛ぎ感が◎なのです。 1日1組限定なので、なかなか予約の取れない中華の名店なんですけどね^^ 今回はオーダーの際「旬のものと伊府麺を入れてください」とお願いしてくれたそうで そのメニューがこちら↓ 見ただけでヨダレが・・・。 さ~て、今宵のフードバトル^^;のスタートです! まずはお馴染みの「生カシューナッツの素揚げ 五香塩風味」 これを頂くと「杉本さんとこ、来たーーーッ!!」とテンションが上がるのです。 パブロフの犬みたいなもんですなぁ^^ 五香塩のオリエンタルな香りにカシューナッツの香ばしさがよく合って◎。 「やめられないとまらない♪」のはかっぱえびせんだけではないのですよ~。 「玄海産朝獲れ穴子の揚げ物にんにく風味」 旨いっ! サックサクの衣にプリッ&フワッ穴子。 穴子さまはよくお太りになっていて肉厚でジューシー^^ 細かく切られたパプリカにも旨みがしっかり行き渡っていて みんな、一つ残らず頂いていました。 次はお楽しみのスープ♪ 杉本さんの上湯の大ファンなのですが、あれれ? 今日は「例湯」ってなってる・・・。 香港で中華レストランのメニューを見てみると 「例湯」という文字に出会うことがあります。 日替わりスープ、という意味だそうです。 その日の食材数種類を長時間じっくり煮込み そのスープだけを頂く、という何とも贅沢なスープです。 とはいえ、このビジュアル・・・ いかにも怪しげな色^^; 闇鍋ならぬ闇スープか、はたまた煎じ薬かって感じです。 どんな味なんだろう??とワクワクする私たちの前に現れたのがこちら↓ 「剣先スルメと佐賀蓮根 豚スペアリブ 小豆入りの土鍋煮込みスープ」に使われた 本日の食材たちです。 すべてホロホロ&トロトロの状態に煮込まれまくっています。 「これも美味しそう!」とスルメを一口。 「・・・抜けてる!?」 そう、ちょっとくらいお味が残っているかと思っていたのですが スッカラカンに抜け落ちて、まったく残っていない。 これぞまさしく「ダシガラ」です。 その分スープは本当にしみじみと美味しい。 小豆の甘みの後に海の幸と山の幸の旨みが輪唱のように広がっていきます。 何とも表現できない複雑な味わいです。 「新鮮な帆立貝柱と乾燥松茸 糸島産セロリの上湯炒め」 ちょっとレアっぽく仕上げてある帆立がふっくら美味しい^^ 乾燥松茸のギュッと旨みを濃縮したようなこっくりと深い味わいに セロリのしゃっきり&すっきりとした美味しさが加わって これはクセになりそうな美味しさです♪ 「糸島産新筍の蝦子入り上湯炒め煮」 今年の初筍が杉本さんだなんてラッキー!!! 採れたてならではの筍の芳しい香りに、ほんのりと感じる苦味。 自家製蝦子の旨みをまとって、しゃっきり美味しい♪ 「福岡産やよい豚バラ肉と糸島産赤芽芋の南乳風味 揚げ蒸し」 「南乳」とは腐乳のこと。 豆腐に麹を付けて塩水で発酵させて作られます。 中国では炒めものや煮込みなど一般家庭でもよく使われる調味料です。 これが沖縄に伝えられ「豆腐よう」になったのだそう。 あの豆腐ようのしっかりした旨みを思うと、 これも絶対美味しいでしょう! 豚バラは見てのとおりトロントロン。 コラーゲン100%!と言いたくなるほどです。 赤芽芋もねっとりホクホクと美味しい♪ 旨みは濃くとも意外にスルリといただけるやさしいお味でした。 そしてお待ちかね! 「広島産干し牡蛎と鶏肉の賽の目切り モヤシ入りの上湯煮込み伊府麺」 伊府麺とは小麦粉と卵で打った太めの麺を 一旦茹でた後、油で揚げたもの。 直径12~14センチ、厚さ2センチくらいの円盤状に形成されています。 清代の頃から作られている歴史ある麺ですが、 この製法は現代のインスタントラーメンと同じなのだそう。 食べるときには、まずこれをサッと湯通ししてから 温麺にしたり煮込んだり。 これもインスタントラーメンや焼きそばと同じですね。 この伊府麺、今でも香港や台湾でよく食されており、 私も香港で大ファンになりました。 ペラペラ、チュルチュルとした食感が好きなのです^^ 干すことで更に旨みを増した牡蛎のエキスを吸い込んで 無敵に旨い♪♪♪ このペラペラ麺にしゃっきりモヤシが絡んだ食感は もうたまりませんっ^^ 小さな白いお椀にモリッと盛ったあたりも香港的で嬉しい! 〆は「牛乳と卵白 生姜汁の温かいプリン」 ふるふるトロリとやわらかい口どけが◎ とてもやさしいお味に生姜のアクセントがチラリと利いて ホッとひとごこち付ける癒し系デザートでした。 この日もいつもどおり、お一人様1本ずつ、ワインを持ち込み、 一滴残さず飲み干したのでした。(つまり一人1本、完飲です^^) 印象的だったのはクレマン・ド・ロワールの84年。 クレマンでこのお年!なのにも関わらず 香りもお味もとにかくパワフル! はちみつに熟したリンゴに干した杏、花のような香り。 酸味も甘みもしっかりあって骨太な印象です。 24金の如く光り輝く濃いゴールド色も圧巻でした。 これ、若いときどんなだったのかなぁ? かなりなジャジャ馬だったのでは・・・と思うのですが^^ 今回も美味しい中華とワインのマリアージュを心行くまで堪能しながら みんなでワイワイ馬鹿ばなし♪ こんな素敵な時間を持たせてくれた 杉本さんと喰いしんぼなみんなに心から感謝です^^
by tenchan-555
| 2012-04-09 16:11
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