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この日は福岡・大濠の「花の木」さんでワイン会♪
「花の木」さんは1953年創業、今年で60年を迎えるフレンチの老舗です。 3年ほど前から定例ワイン会を開かれています。 19回目を数える今回のテーマは「フランスワインvsアメリカワイン」。 まずはアメリカワインの歴史を支配人の黒木さんが紐解いて下さいました。 1769年にミサ用のワインを造ったところからアメリカワインの歴史が始まったこと。 ゴールドラッシュのときにアメリカで最初のワインブームが起こるも 1906年の「サンフランシスコ大地震」や1919年に施行された「禁酒法」で ワインビジネスが壊滅的な状況に追い込まれたこと。 その後、カリフォルニア大学デービス校などの 研究成果を生かすなど、不断の努力を重ね 現在の高評価を得たことetc・・・ 当然、1976年に起きた「パリスの審判」と呼ばれる事件のお話もでました。 ワインの学校「アカデミー・デュ・ヴァン」の創始者 スティーヴン・スパリュアが主催したブラインド・テイスティングで、 まったく無名のカリフォルニアワインが、 バタール・モンラッシェ、ムートン、オー・ブリオンといった 最高のフランスワインを打ち破った!のです。 ワインを学ぶものなら必ず一度は耳にする とても有名なエピソードです。 今回はその「パリスの審判」よろしく フランスvsアメリカワインを飲みくらべて人気投票する、とのこと。 まずは白ワインからスタート。 葡萄品種は「シャルドネー」、ヴィンテージはどちらも2011年です。 フランスは 「ピュイイ・フュッセ・ヴィエイユ・ヴィーユ(コルディエ・ペール・エ・フィス)」 対するアメリカは 「フォーマン シャルドネー」 フランスの方は フルーツをコンポートにしたような甘やかな香りがいっぱいで、 酸味も柔らかく、果実味豊か。 比較的暖かい地域で栽培された葡萄で 「マロラクティック発酵」することでワインの酸味をまろやかにしているからでしょう。 一方のアメリカは香りも味わいもタイトな印象。 ミネラル感もあって 「マロラクティック発酵」していないため、酸が活き活きしており すっきりしたあと味が心地よいワインです。 最初のお料理は「帆立貝のミ・キュイ オレンジ風味のキャベツ添え」 こちらには柑橘系のすっきりした良さが生きているアメリカのワインが合います。 続くお魚料理は「長崎産甘鯛・春の訪れ」 彩りも鮮やかな菜の花のサヴァイヨンソースには、 ふくよかな旨味のフランスワインの方が良いかなぁ・・・ 続いて赤ワインはどちらも「ピノノワール」で。 フランスは「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」。 造り手は1995年にスタートした「ドメーヌ・フーリエ」。 評価も高く、リリースされてもすぐに市場から消えてしまう実力派です。 アメリカは「ソーター・ピノ・ノワール・ノース・ヴァレー」。 近年評価が上がってきているオレゴン州・ウィラメット・ヴァレー産。 ブルーベリーなど果実の香り・味わいが豊かで 福々とした甘味と穏やかな酸味、穏やかなタンニン・・・と アメリカらしい伸びやかさが出ていて良いのですが・・・ こちらのお料理だとドメーヌ・フーリエに一票、ですね。 「熊本赤牛のロース・マスタードソース」です。 しっかりした酸とタンニンが、 肉の脂をまろやかにしてくれます。 村名アペラシオンながら 熟成の楽しみも予感させてくれるあたりは、 さすがドメーヌ・フーリエ、といったところでしょうか。 この方の造った「グリオット・シャンベルタン」、 飲んでみたいのですが60,000円ほどするとなると・・・^^; デザートは「柑橘フルーツとレモングラスのゼリー・ハチミツのアイスクリーム添え」 お皿に引っ掛けてあるチュールが面白かった^^ (肝心なところがボケてますが・・・) コーヒーにプティフールを頂いていたら 本日の結果発表が♪ 白も赤も僅差ではありましたが フランスの勝利!でした。 残念ながら「パリスの審判」の再来とはなりませんでしたが 着々と力を伸ばしているアメリカワインの今を 知ることが出来たのはよかった♪ 今のところアメリカワイン=カリフォルニア州、というくらい 圧倒的な生産量を誇っていますが、 ピノ・ノワールで高い評価を得ているオレゴン州や ワシントン州、ニューヨーク州にも 今後が楽しみな新鋭ワイナリーが誕生しています。 ああ・・・ こうして飲んでみたいワインは増える一方なのです。 頑張れ!私の肝臓!!
by tenchan-555
| 2013-03-20 13:57
| love wine
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