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2か月ぶり&今年初めての「御料理まつ山」さん。
北九州市・黒崎のミシュラン1つ星の和食店です。 わざわざ北九州へ?と聞かれることもありますが 30分おきに出ている特急に乗ってしまえば 博多駅から30分ちょっと。 JR黒崎駅から歩いて5分ほどのところにあるので 昨年からちょくちょく伺っています。 今年から夜は、18時からと20時からの2部制。 会社を終えてから・・・となると、20時になってしまうんだなぁ^^ まずは八寸。 鬼の角がニョキッ!お皿の裏に鬼さんが描かれています。 「福は内、鬼は外」という言葉をそのまま画に映したお皿です。 軽く炭で炙った白魚(しらうお)の目ざしの下には 干し椎茸、干し海老などの出汁で炊いた大豆と黒豆。 「こんなの何年ぶりだろう??」とご主人が驚かれたくらい 辛みがガッッッツーンと効いた 花わさびのおひたしとブリヤサバラン。 トラフグの煮こごりに、鰯の山椒オイル。 ヒイラギのあしらいもあって、まさに「柊鰯」。 九州では見かけませんが、節分の厄除けですね。 「節分」をお料理で表現した、楽しい前菜でした。 お碗は京都の職人10名が銘々に作られたもの。 出された一つひとつ、すべて色も柄も質感も異なって 見比べるだけでも楽しめます。 京鴨のお碗。 シャラン鴨などと違ってジビエ臭もなく、やさしいお味。 ふっくらと美味しい。 あらのおつくり。ポン酢でいただきます。 14㎏のものを1週間熟成させたそう。 1枚で頂くには大きすぎるかも・・・と思うくらい、型の良いあらです。 氷餅で、雪をうっすらとまとった寒椿を表してあります。 むっちりした食感に、きれいな旨味。 やっぱり王様級に旨いわ~^^ こちらでは毎度おなじみの宮崎牛。 前回頂いた「奇跡の4%」よりも脂軽めで 私的にはこちらの方が好みです。 その下にはフォアグラ。 フランスで発生した鳥インフルエンザの影響か、 今入手困難なのだそう。 筍の天ぷらは合馬産。 こちらも全国区になってしまって 地元に回ってくるものが減っているそうで、 ちょっと複雑な心境です・・・ そして、いま正に旬でしょう! レッツ デトックス!! 今年は1月の大雪の影響で、鹿児島のそら豆がまったく手に入らないとのこと。 そら豆好きとしては残念至極です>< 色々な山菜を揚げたり、下味を含ませたり。 素材の特色を生かしながら、ひと手間加えてあります。 一番下にある蓬香るフルフル豆腐が美味しかった! お好みで合わせて使って下さいと出されました↓ 左から黒糖もろみ、雲丹醤油、 マルドンの塩にフリーズドライの苺を合わせたもの、 蕗のとう、酢みそ。 もうね、これだけでお酒が進む~♪ってのは ノンベェのお約束でしょう!やっぱり^^ 越前蟹&蟹みその茶わん蒸しwithキャビアって どんだけ贅沢なんだか・・・ トゥルルッと舌上でとろけるなめらかな茶わん蒸しに 蟹みそのまったりした旨味。 軽く炭で焼いた蟹の脚肉もジューシーで旨し。 お味噌汁には焼き鰤がドーン。 鰤を焼いた芳ばしさがお味噌汁に移って美味しい。 しっかりと身の厚い鰤なので、 汁物ながら食べごたえがあるところも◎。 いつもこの季節ならばそら豆ごはんらしいのですが 今年は残念ながら・・・ということで登場しました。 自家製からすみご飯。 これ、このからすみの大きさが良いんです。 ムチねっとりと口中に絡み付く食感と旨み、 ごはんに合うとはねぇ。 いつものお漬物に・・・ ちりめん山椒でごはんのおかわりを頂いたら。 デザートはあまおう大福。 お雛様のような佇まいが愛らしい♪ 果汁したたるあまおうに上品な甘さの餡と求肥。 2口目にはリキュールを少々垂らして、大人な甘味に。 この日もお酒は日本酒をおまかせで出して頂きました。 お料理との相性を考えて出して下さるので どれも美味しい♪ 面白かったのはこのお酒。 麦焼酎の島、壱岐の蔵元さんですが、 設備をお持ちでないようで 山口の澄川酒造場さんで醸してあるそう。 お初の日本酒に、食材調達事情など^^ へぇぇというお話も色々聞けておもしろかった。 次回は春の食材を堪能できる頃に参るとしますか♪
by tenchan-555
| 2016-02-22 23:58
| おそとごはん
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