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この日はちょっとドキドキしながら伺ったmorimaman’s kitchen。
捌くのに大苦戦しそうなお魚が出るからではなく・・・^^; 戦前のたまり塗りのお弁当箱を使わせていただける、との予告があったから。 京都・象彦の半月弁当箱です。 このサイズでこの重さ?という位に軽く、しっとりと落ち着いた色艶。 戦前ということは60年以上前!?とは思えない程良い状態で 「美しい」という言葉がしっくり似合う佇まいでした。 残念なことに今ではこれを作ることができる職人さんがいらっしゃらないそう。 そんな逸品を今回のお稽古に借りてきて下さったと聞けば もう絶対に粗相は出来ない!! ってな時に限って、落っことしたり、角っこにコッつけたりする人っていますよねぇ。 私です。それ^^; どうぞ落っことしたり、角っこにコッつけたり、 ドジ踏んで出入り禁止になりませんように・・・と祈りながら せっせと作った「秋の吹寄せ弁当」はこちら↓ お弁当箱の蓋をお膳にしてのお盛り付けです。 先生のお手本は、日本の秋を堪能できる美しいお弁当だったのですが 私のはナイナイづくしの残念づくし・・・^^; お弁当箱に盛り込むって、お皿やお椀とはまた違っていて本当に難しい! おこわは、具材の置き方が綺麗じゃナイし、 物相への詰め方が甘くて、花びらのエッジが立っていナイし お弁当箱への盛り込みも全体的にペッタリとして動きがナイし。 器にそっとごめんね、と謝っておきました。 でもお味はいつもどおり◎! 特に気に入ったのは「秋色黄枯茶強飯」 ふっくらもっちり、お味の塩梅もよくって本当に美味しい♪ 「とり丸すっぽん仕立て」 大和芋に強い皮膚に生んでくれたママちゃんに感謝!と思った一品。 たたいたお肉で作るとやっぱり美味しい♪ 「きすの細作り」 きすは大名おろしで。 先生から「黒田五十二万石級!」とお褒め?いただきました^^; いや~、太っ腹なもんで・・・ などとのたまいながら、「無事」無傷でお稽古終了。 ヨカッタヨカッタ^^ 緊張するくらいの良き器でお料理を出して頂くことはあっても 自分で盛り付けるということは中々ありません。 そんな機会を作ってくださった先生に心からの感謝を。 器やお道具への接し方、扱い方を 改めて考えさせられたひと時でした。
by tenchan-555
| 2012-11-20 17:16
| お料理教室
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