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「お茶と山の味のマーケット」で
食べて、飲んで、お買いものして、から~の > お茶会でございます。 お店を持たず、定期的に予約制の茶寮を開かれている 「菓子屋ここのつ」さん。 「日本に古くから伝わることを身をもって学び、 変えなくて良い事と変えていくべきことを 和菓子を通して伝えたい」と追っちゃる方です。 その和菓子と「chanowa」のなおこ先生のお茶を コース仕立てでいただきます。 黒のお膳が整然と並ぶ中 静かにお茶会は始まりました。 菓子屋ここのつの主宰自ら 一人ひとりの器にお菓子を盛って下さいます。 「時間はかかるのですが、 お一人お一人と目を合わせてお渡ししたいので…」とのこと。 白ゴマ風味の州浜と、甘辛く炊いたお豆。 合わせるお茶は「天の製茶園」の釜炒り茶。 州浜のきなこは、 新潟で大豆だけを産する農家さんのものを使い 自らの手で豆を煎って、擂ってと 手間暇かけて作られたもの。 鼻に抜ける香りがとてもやさしく、上品です。 もも餅。 餅と求肥の間くらいの柔らかさ、 指に伝わる感触も気持ちいい♪ 中には桃の白あんと桃の寒天。 桃の濃縮感がなんともたまりません。 これは好きだなぁ。 お茶は「宮崎茶房」さんの花香ほうじ茶。 お茶の葉を摘んだ切り口からの成分を残すように作られたお茶です。 北海道から取り寄せた湧水で淹れた冷茶。 もも餅のあと口がスッキリ、美味しいなぁ。 錦玉という名の、とうもろこしを丸ごと活かした一品です。 雨の波紋をイメージして作られたそう。 熊本産のとうもろこしの実はもちろん、 とうもろこしを蒸して、茹でて煮出した出汁。 もも餅でも感じたのですが 素材の香りの活かし方が◎! お茶は大分の「蛍茶園」の紅茶。 うんかに噛ませた茶葉のみを 手摘み、手もみしたそう。 やさしい口当たりですが 余韻の長さ、奥行きの深さが素敵で お茶会の後、買いに走ったのですが完売>< 今回は生産量が少なかったそうで、残念です… 最後に「薄荷の種」という ひまわりの種と北海道の薄荷で作られた 和風フリスク的なものですっきり。 外に出ると、ふいに現実に引き戻されたような 不思議な感覚に。 お茶尽くしを満喫できた幸せな休日でした♪
by tenchan-555
| 2015-06-24 18:30
| 美味しい♪
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