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南インド料理の“ミールス”。
最近よく耳にしますし、出してるお店を見かけることも増えました。 ミールスとは一言でいってしまうと「南インドで食べられる定食」。 数種のカレーを中心に、スープやおかずなどがライスと共に一盛りされたものです。 インドでは、食器ではなくバナナの葉に乗せて供されますが、 日本ではターリー皿にのせられることが多いようです。 先日お料理教室がインド料理だったもので 「中間のあのお店に行きたいんだけど・・・」というハナシが盛り上がり ようやく行ってまいりました。 筑豊電鉄中間駅近くの「Spice&Dinig KALA(カーラ)」です。 なかなかにユニークなお店とは聞いていましたが のっけからこれだもんなぁ^^; ランチはベースとなる「ベジタブルミールス」に オプションでノンベジタブルミールスをチョイスする方が多いようです。 ご一緒した方はチキンカレー、私はマトンカレーをセレクト。 私たちの席の後ろにいる やたらとテンションの高い看板犬ちゃんに 笑わせてもらっていたらミールス登場です↓ 食べ方を教えて頂き、説明書↓を見比べながらいただきます! まずターリー(大皿)からカトリ(小皿)を取り出し、まわりに置きます。 豆のせんべい=パパドを適当に割ってパスマティ米の上にパラパラ。 後は自由にカトリの中身をかけてマゼマゼして食するのみ♪ まずは左回りにサンバル、ラッサム、ダール。 サンバルはカレーというよりスープっぽく、 ラッサムは胡椒の辛味がしっかり、酸味もあります。 ダールはインド的味噌汁のような存在。 豆のホッコリとやさしい甘み、ホッとできます。 一番上はパイナップルのカーラン?かな? 酸味と甘みが特徴です。 目にも鮮やかなピンクはビーツの色、 お味はヨーグルト系です。 その横=一番手前がマトンカレー。 チョー激辛とオーダーした後に教えられ、 後だしですかー^^;と思ったものの 辛い、けど、旨い♪ 噛みしめるほどにマトンの味わいと胡椒の辛味が広がって 額にアセ!汗!いかにも健康的です。 トーレンとかポイヤルとか言われる 野菜のスパイス炒めでしょうか。 ココナッツが良きアクセント。 個性的な辛み・酸味をホッと和らげてくれます。 普段のお弁当に入れてもよさそう♪ 茄子のアチャールに、ココナッツチャトニ。 漬物的な箸休めです。 ココナッツ、好きだったなぁ^^ 食するポイントは数種類をマゼマゼすること。 それぞれのお料理は甘、辛、辣、酸、苦と いずれかの「味」の特徴を持っていて それを組合わせることで味と香りが深みを増していきます。 お店の方は「一つひとつ食べると美味しくない」とまでおっしゃってましたし^^; 確かに混ぜ合わせることで五味一体になるお料理だと思います。 ミールス、奥が深いぞ・・・ こちらのお店は店構えが暗示する通り スパイスの効かせ方も味わいも パンチの利かせドコロがなんとも独特。 他のお店のミールスも味わってみたいぞー、と スパイス蟻地獄に足を突っ込みつつあるワタクシメでございます。 最後にこの日車を出し、案内して下さったお二人に心から感謝を。 私のおうちから公共の交通機関でKALAまで行く根性はなかったので^^; (迷子の天才だしね~^^) お二人のおかげでたどり着くことが出来ました。 ありがとうございます!!
by tenchan-555
| 2015-09-15 18:03
| おそとごはん
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